1A 10/7 練習試合 vs小金原ビクトリー ◯4-2

 本日はキャプテンのお父様のご縁で、侍ジャパンU12ヘッドコーチを務められた監督様が率いる強豪チームと対戦させて頂きました。松戸から来てくれた選手たちは試合前のアップからみんな声が出て元気が良くて、とても楽しそうです。この日を心待ちにしていたベイマリの選手たちにもエンジンがかかり、球場全体に野球少年の純熱が行き渡ったところでプレーボール!

 

好プレーには双方のベンチから「ナイス!」の賞賛が、失敗には「ドンマイ!」と励ましが飛び交います。両チームとも一生懸命で、笑顔も悔しい顔も全開。マウンド、バッターボックス、フライの落下点、送球の先…あらゆるところに「野球が楽しい!」という顔があふれています。

 

なんだか…チームの雰囲気が似ています。

 球場に響くのは、子どもたちの歓声。

 「主役は君たちだよ」

 2人の30番は、同じ笑顔でみんなを見守っています。

 

展開は拮抗、スライディングのたびに上がる土煙、少年の光る汗。青空に舞い上がった白球は眩しくて、夏がもう一度きたみたいだ。怒声のないグラウンドで両チームの選手たちは伸び伸びと躍動しました。塁審を務めたUコーチは「今日は本当に気持ちが良くて、倒れるまで審判をやってもいいと思った」と振り返りました。この日、球場にいた全ての人たちが同じような気持ちだったのではないでしょうか。これぞ、学童野球です。

 

間もなく、君たちはここから旅立つ。

 

この先、今とは全く異なる環境に囲まれる時もある。理不尽な力に晒されたり、悪意に弾かれたりすることもあるかもしれない。近くに頼れる人はなく「それは違う」と思うのはそこに君ひとりかもしれない。

 

そんな時は飛び出したっていい。でも心はけして折らず、しなやかに強くあってほしい。

 

この青空はつながっていて、その下にはまだ見ぬ仲間が必ずいる。「それは違う」と知っている仲間と出会う時が絶対にくる。

 

今日、巡り会ったように。

 

「みんな楽しそうに野球をやっていて、とても素晴らしいチームです。こんなに良い気分で試合を終えたのは初めてです」

 (小金原ビクトリー監督様の言葉)