1A第73回 浦安市少年野球大会決勝(vs舞浜フェニックス)

学童野球最後となる浦安市内大会決勝戦、全てはこの試合のためにちびっこ野球少年のころから練習に励んできました。直前の試合では3Aが見事な逆転勝利で優勝し、「1A3Aのダブル優勝」に向けて気持ちも盛り上がります!ベイマリの先攻で始まった攻撃ですが、チャンスを作るもののライナーが正面をつくダブルプレーとなったり相手の好守に阻まれたりと得点につなげることが出来ません。それでも全員が全力を出し切ると誓い合ったこの試合、頼れるエースが最高の投球を披露してくれました!攻めの姿勢でどんどんとストライクを投げ込み、相手クリーンナップに対しては力と力の真っ向勝負で打ち取り雄叫びを上げます!攻撃で何度もチャンスを活かせない状況が続き、流れが相手に傾きそうな展開であったものの、5イニングをパーフェクトに抑える最高のピッチングで相手に付け入るスキを与えません。

 

2番手投手もその気迫を受け継ぎ、野手の間に落ちるヒットとなるものの会心の当たりは許さず、きっちり0点に抑えてゆきます。最終回となる7回表に勝ち越しのチャンスが生まれましたが、何度も死闘を繰り広げてきた相手チームの堅い守りに抑えられ、なんと7回終了までお互いがスコアボードに0を合計14も並べるというプロ野球さながらの緊迫した試合展開となりました。

 

8回表のベイマリの攻撃は特別延長ルールにより1死満塁から開始しましたが、なんと強烈な打球が正面を突いてしまいホームゲッツー。。。勝ち越しをすることができず、逆に1死満塁の絶体絶命のサヨナラのピンチを迎えることになりました。それでも『これで吹っ切れて守れるから絶対に大丈夫!勝ちたいと思う気持ちの方が勝つから、絶対に気持ちで負けずに抑えよう!』と声を掛け合ってグラウンドに飛び出していきました!

 

1死満塁から始まる8回裏の守備、これまでも試合終盤から登板してチームを勝利に導いてきたクールな副キャプテンが、冷静に持てる野球センスを発揮します。1点でも取られたら試合終了となる危機的状況で、なんとバッターに第一球を投げる前に鋭い3塁牽制を投げ込み、相手のスクイズを封殺してしまいます!!依然として2死二・三塁のピンチが続きましたが、ここでもピッチャーライナーに打ち取り、本当に最後となるベイマリの攻撃に導いてくれました!

 

9回表・特別延長の攻撃では、1Aで最も頼りになる4番打者がここまで熱投を続けてきた相手エースの焦りを誘い、待望の決勝点を獲得!!その後も相手のスキを突くなどして得点を重ねて、8イニングで1点も取れなかったことが嘘のような6点のビッグイニングとなりました!

 

まだまだ油断できない9回裏・1死満塁の守備でしたが、アウトコース低めに決まる渾身のストレートで見逃し三振、そして最終打者のピッチャーゴロを丁寧にファーストへ渡して、全員がガッツポーズする歓喜のゲームセット!!!浦安市大会決勝戦として歴史に残るであろう激闘に、全員野球で競り勝って見事に優勝を勝ち取りました!

 

学童野球の集大成となるこの決勝戦で、持てる力を全て出し切って最高の試合を戦うことができましたね!連盟・審判団の皆様の素晴らしい運営と、ベイマリファミリー一体となった応援によって、選手たちが元気よく全力でプレーできましたことに心から御礼を申し上げます。これでベイマリ12期生は8冠達成ですね、本当におめでとう!!

 

優勝の結果、千葉県選手権大会『ろうきん旗』に出場することとなりました。浦安市全チームの代表として恥じない熱い闘いを繰り広げよう!