準々決勝はベイマリ1Bを破った浦安キングスターとの対戦、後輩たちのためにも絶対に負けられない戦いとなりましたが、この試合で1Aメンバーを勝利に導いてくれたのは、まぎれもなくスタンドから熱い応援を送ってくれたベイマリファミリーの後輩たちの声援でした！
先攻で始まった初回表の攻撃は、上位打線が予想外の三者凡退となり思わぬ立ち上がりとなりましたが、その裏の相手の攻撃では巧みな守備でこちらも失点を許しません。2回表の攻撃、投打ともに絶好調の6番打者がレフトオーバーのツーベースできっちり先制点をもぎ取り、打撃好調な7番打者も鮮やかなセンター前ヒットでしっかりつなぎますが、後続が倒れてこの回1点に止まりとなり、なかなか思うようにリズムに乗れません。直後の守りでは、先頭打者に対し完全にタイミングを外した打球がライト線ギリギリに落ちる不運なツーベースとなって無死二塁のピンチを招いてしまいます。それでもエースの力のこもった熱投で後続2者を三振に切って取り、試合の流れを相手に渡しません。
3回表は打順よく一番打者からの攻撃でしたが、このイニングはまさに【ベイマリファミリーが一丸となった戦い】の真骨頂となりました！１・２番打者がつなぐ野球で出塁し、3番打者が鮮やかなタイムリーで追加点を奪取。これぞ1Aの得点パターンとなったところで、スタンドからの声援が最高潮に盛り上がります！！相手選手たちがグラウンド内で盛んに声を掛け合っていた内容が、なんと『相手の応援席は気にするな！』とのこと。わがベイマリファミリーの後輩たちによる一丸となった熱い応援が、相手ナインを窮地に追い込んでいたのです！！もちろん、そんな素晴らしい応援に気付かない先輩たちではありません。ベンチでは『あれだけ一生懸命応援してくれている後輩たちに、6年生最後の雄姿と野球の楽しさを絶対に見せつけようぜ！』と全員が奮い立ちました！
4回表には9番打者のレフトオーバーのツーベースを皮切りに、4番打者の技ありのライトオーバーのツーベース・絶好調の6番打者がレフト線を痛烈に破るこの日2本目のツーベースと、古豪キングスターをグラウンド内外で圧倒してゆきます。3回以降はエースと2番手投手で一人の走者も許さない盤石の投手リレーで、最終的に1安打完封となる8-0のコールド勝ちとなりました。
それでも反省点を上げればキリがない、と選手たち自身がはっきりと自覚しており、試合後すぐにホームグラウンドで修正のための練習に励みました。熱い声援で支えてくれるかわいい後輩たちや保護者の皆さんに最高の笑顔を届けることができるよう、栄冠まであと2つ全力で頑張ろう！！
