1A 浦安市秋季大会3回戦(vs 浦安キングスター)

3回戦(準々決勝)は、古豪キングスター。

シルバーウィーク2日目の秋晴れの下、大三角球場でプレイボール!!

 

先攻はベイマリ、90分間攻撃し続けろという監督の指示を守れず3者凡退。相手投手は、キレの良い球をストライク先行で投げ込んでくる。そう簡単には点は取れなさそうだ・・・。するとその裏、先頭打者に右中間を抜かれる2塁打を喰らう。送りバントで進められ、1アウト3塁でクリーンアップを迎える。

 

スコンッ!!

 

3番バッターは見事にとらえ、センターに向かってライナーが綺麗に飛んでいく。あぁ~・・・。おぉっ!?センターが打球に向かって一直線に突っ込んで来る、距離は微妙だ・・・。前方に向かってダ~~~イブ!!

 

獲ったどぉ~~~~!!

 

タッチアップで先制点は許したものの、抜けていれば流れは一気に相手にいっただろう。「攻めの守り」で1点でしのぐ。すると2回表、先頭の4番が深く守っているセンターのさらに頭上を越える大飛球で出塁。すると相手投手のコントロールが乱れ次のバッターはデッドボールで出塁。内野ゴロの間に進塁し、1アウト2、3塁と1打逆転のチャンス。何としても追いついておきたい。

 

ピッチャー第1球投げたー、ランナーゴーーーー!!!!

 

ポコン。

 

素晴らしい!!見事にボールはピッチャー前に転がっていく。ホームは間に合わない、ピッチャーはファーストへ送球。ゴーーーーー!!!セカンドランナーは3塁を蹴り加速してホームに突入。

 

セーーーーフ!!!!!

 

今度は「攻めの走塁」、2ランスクイズで逆転に成功。続く3回には、内野安打と2つのフォアボールで1アウト満塁のチャンスから犠牲フライで1点を追加。3-1とする。その後は互いに攻め手を欠き、2点差のまま迎えた5回裏。先頭打者のセカンドゴロを送球エラーで出塁を許してしまう。1アウト後、ショートゴロゲッツーだ!!と思いきや今度はセカンドへの送球が逸れてしまう。2塁ランナーはサードへ。しかし、ライトがそれをバックアップし、サードへレーザービ~~~ム、アウトォォォォ!!何とか0点で抑えたが、ミスが続いてしまい嫌な雰囲気。

それを打線で吹き飛ばしたいが、そう簡単にはいかない。6回表も0点で抑えられ6回裏へ。抑えたかった先頭打者をフォアボールで出してしまう。三遊間深くへのヒットとバッテリーミスもあり2アウト2、3塁と1打同点の大ピンチ。

 

スコーン!!

 

綺麗にレフト前に運ばれた!!3塁ランナーホームイン、2塁ランナーも回ってきたが、これは刺せる!!三本間で挟んだ、よっしゃ試合終了だ!!と思いきやアウトにすることが出来ず、ランナー1、3塁に残してしまう。盗塁を許し2アウト2、3塁。逆転のランナーだ。

 

むむむっ…。残り時間が怪しい…。

まずい、逆転された瞬間に時間切れサヨナラ負けになってしまう。

 

マズイ・・・。

 

そんなベンチの緊張感がバッテリーに伝わってしまったか、ピッチャーが投げたボールがワンバウンドとなりキャッチャーが横に弾いてしまった!!それを見た3塁ランナーは、同点のホームベースをめがけ突入!!幸いにもボールは遠くまで行っていない。キャッチャーはボールを拾い上げランナーにタッチ。

 

ボール、落・と・す・な・よ。

 

アウト~~~!!!!!!

集合!!!!!!

 

紙一重。

本当に紙一重。いや、試合内容ではむしろ負けていたかもしれない。

6年の秋の大会、どのチームも仕上がってきています。「ミス」の恐ろしさを改めて感じた一戦でした。

 

何はともあれ、準決勝進出。

あと2戦、行くぞ。